正しいおもちゃ
犬や猫の飼い主さんは、ものをかじる、引っ掻くなどの破壊行動で悩むことがあります。
ここでは、そういった問題の解決法と、正しいおもちゃについてご紹介します。
1.犬のおもちゃと破壊行動

  噛んではいけないものを噛む犬は、家の中をメチャクチャにしてしまうことがあります。
  このような破壊行動は、すみやかに止めさせなければなりません。
  犬がものを噛む理由はいくつかあります。
  ・歯が生えかけた時のむずがゆさを解消したいから(子犬の場合)。
  ・退屈しているから。
  ・楽しいから。

  いずれの場合も犬にとっては価値のあることなので、他に同じように価値があると思ってくれるような
  代替え行動を提案してあげます。その1つとして、噛んでも良いおもちゃを与え、望ましい行動を強化
  してやるという方法があります。

@おもちゃとして適さないもの
   古い靴や洋服などです。こういったものをおもちゃとして与えてしまうと、噛んでほしくない他の靴
   や洋服も、格好の標的となってしまいます。
   また、遊んでいるときに洋服を引っぱらせたり噛ませたりという行為も、不適切な噛み癖につながる
   ことがあるので絶対にやってはいけません。そこから攻撃的な態度やボスになろうとする行為を誘発
   し、最後には人や動物に噛みつくことにもなりかねません。

Aおもちゃとして適するもの
   安全で壊れにくい、噛んでも良いおもちゃを与えます。いつでも犬が噛んで遊べる「かじるおもちゃ」
   人と遊ぶ時にだけ与える「遊ぶおもちゃ」とを区別します。

  1)かじるおもちゃ
    コング(中にフードを入れられるタイプのゴムのおもちゃ)やガム、デンタルコットンなど。
    これらは時々交換しながら常に与えておきます。
    いつも同じものだと飽きてしまうので、いくつか用意しておくとよいでしょう。

  2)遊ぶおもちゃ
    ボールやぬいぐるみなど。ただし、プラスチック製や犬が飲み込める大きさのもの、またそのよう
    なパーツがついているものは避けましょう。

 

猫の破壊行動として最も多いのは、家具を引っ掻くということです。
こういった場合、猫が好むタイプの爪とぎ板を用意しなければなりません。
爪とぎ板には、カーペット地のもの、ロープを巻いたもの、段ボールタイプなど、さまざまなタイプが
市販されているので、その子の好みにあったものを用意してやります。
猫が引っ掻くと下から食べ物が出てくる仕掛けになっている商品などもあり、これは即効性が期待でき
ます。引っ掻いてほしくない所に両面テープを貼ると、感触を嫌って手を出さなくなる場合もあります。

猫用のおもちゃとしては、おやつやマタタビを仕込めるボールタイプのものや、ねこじゃらし、猫用の
釣り竿などがあります。穴を開けたペットボトルにおやつを入れたものを手作りしても良いでしょう。
ただしヒモがついているタイプのおもちゃは、万が一飲み込んでしまった場合、腸閉塞の危険性がある
ので注意しなければなりません。



2.猫のおもちゃと破壊行動