子犬・子猫を飼う前に知っておきたい4つの心得
@良い行動ができて当然と思わないこと
動物の悪い行動を叱ることはできても、望ましい行動をほめることは忘れがちになり
ます。 例えば、静かにしていたり、飛びつかなかったり、正しい場所で排泄したりな
どの行動は、つい見逃しやすくなるものです。動物をよく観察し、「やって欲しいこと」
をしたら、必ずほめるようにしましょう。
A動物が失敗しない環境を作ること
初めて動物を飼う人にとって、特に重要な心得です。動物を飼う前にその動物の正常な
行動についてある程度知識を持つ必要があります。時には監視したり、クレートに入れ
たりする必要があるかもしれません。
B家族が一貫した態度で動物と接すること
動物をどんな時にほめてどんな時に叱るのか、家族でルールを決めて、1つの行動に対
して家族全員が同じ反応をしなければなりません。それぞれが異なる行動をすれば、動
物は混乱してしまうからです。
C罰しないこと
動物を適切に罰することは大変難しく、過度に罰しすぎたり、間違った方法で罰してし
まうことがあります。ではなぜ、罰がいけないのでしょうか。
1.動物が不安や苦痛を感じるような体罰は、人の手を怖がるようになってしまう。
2.タイミングが重要で、ある行動を罰で止めさせようと思うと、行動の最中または
行動の終了後0.5秒以内に与えなければならず、時間が経ってから罰を与えても
動物は学習どころか混乱して人間不信に陥ってしまう。
3.同じ罰でも個体によって感じ方は異なり、その強さを見極めることは困難で、不
適切に強すぎる罰を与え続けると動物との絆が壊れてしまう。
4.罰は一貫して与えなければならず、してほしくない行動を止めたらすぐに罰も止
めなければならない。また動物と飼い主さんとの絆を弱めないために、罰と飼い
主さんは無関係だと思わせなければならない。
以上のようなことから動物を適切に罰するということは難しく、それよりも、望ましい
行動をほめてしつけるということの方が、はるかに優れた問題解決法になります。
しつけについて